パスコードは慎重に

[2023/01/27]

みなさん、こんにちは。ダイワンテレコム青砥店です。

 

今日はパスコードのお話です。当店はiPhoneの修理と買取の兼業でして、両方からのお話になります。

 

買取して(修理して)販売する流れの中で、オークション入手から数ヶ月保留になった案件がありました。

 

それは、9台の古いiPhoneがジャンク品として出されているのを見つけたことから始まりました。2022年8月下旬に格安で落札し、9月上旬に手許に来ました。その中にiPhone6sが2台あったのですが、そのうちの1台に触れて起動したとき、私の頭の中にパスコードが流れて来ました(笑)

 

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閃きのままに入れたら、解除されて、設定を見ると元使用者さんのお名前が現れたのです。経緯は不明ですが、初期化されることなく出品者の元に行ってしまったようです。

 

iCloud未解除ですから、電話番号は不明でもメールアドレスがわかったので、ダイワンテレコム青砥店を名乗って、「もし盗難や紛失された物ならお返しします。処分されたはずの認識ならSIMロック解除にご協力いただきたいのですが」とメールを送りました。

 

しかしながら返信はなく、少し日数を置いて、今度はよく使う連絡先にあった、おそらく近しい間柄の方にSMSでご本人様にお伝えくださいと同様のことを連絡したのですが、回答はなく、もう一人元使用者さんと同姓の方にも送ったのですが梨の礫でした。

 

やむなく今度は近しい間柄と思われる方に電話をしてみると、お話ができました。きちんと経緯をお話しすると、連絡つくようであれば話してみるとのことで信用していただけました。すぐ解決するとその時は思いました。

 

ところがその後も音沙汰なく、再度その方に電話をしてみると、話はできたとのことで、当方に連絡がないのを訝しむ感じでした。年末になっても同様で、少なくとも元使用者さんが返却を望んでいないことだけは察しがつきました。

 

そして年が明けて今月となりました。流石に4ヶ月が経過しているので、自分判断で時効とし、パスコード入力をして初期化しました。SIMロックは解除できませんが、iOS15.7台が動くのでまだ数千円の価値ありです。

 

以上が今回の経緯なのですが、手放す時はiCloudを外して初期化をしましょうというのが大事なところです。何も考えずにネット上で出品したり、いい加減な業者や知人に渡したりしてはいけません。盗難や紛失の場合、連絡してきた相手をよく見極める必要はありますが。

 

そして何より、パスコードは同一数字の連続なんて危険極まりないのでやめましょう。これは修理の方でもたまに見かけるのですが、手放す以前の使用時からセキュリティリスクを負います。もちろん、触れるだけで何でも閃いてしまう人物がいたら、盗難や紛失時に何にしていても無駄ですが、少なくとも私の場合、今回は例外的偶然事象ですのでご安心ください。ダイワンテレコムの名にかけて悪用もしませんし。

 

以上、ダイワンテレコム青砥店でした。

 


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