秋葉原のiPhone大量窃盗事件から警察に望むこと
みなさん、こんにちは。ダイワンテレコム青砥店です。
今月2日に秋葉原で発生したiPhone大量窃盗事件は、先日中国籍の犯人逮捕となりました。犯行の様子が防犯カメラに収められてテレビでも取り上げられていたので、逮捕は時間の問題と思われていましたが、警察の捜査力発揮ですね。十数台が新宿で売られていたとのことで、全部の行方はこれから明らかになると思われます。
さて、事件発生後の段階で、私たちダイワンテレコムにも警察から盗難品リストが共有され、今も関連の可能性を考えなければいけない状況が続いております。少ない台数の窃盗ではなく、大量のため警察も二次被害の防止を考えての対策と思われます。盗難品該当IMEIが一覧表になっておりまして、東京都下なのか全国なのかわかりませんが、同業さんがみなアナログかデジタルで検索して該当しないか調べています。
しかしながら、今や10万円以上もする高級品となったスマホですから、小規模の窃盗は全国的に発生していることが予想されますし、これからもあることと思われます。大量に売り付けられなくても、盗難品による被害は避けたいものです。そこで一買取店としての意見になりますが、警察で盗難品IMEIのデータベースを作り、各キャリアによる対策よりも早く、非キャリア品も含めて、ネットワーク利用制限のデータ検索エンジンを公開しているsnowyskiesさん(https://snowyskies.jp)と連携して、あるいは模倣拡張運営してほしいと思います。
snowyskiesさんのネットワーク利用制限エンジンは、おそらく日本のスマホ買取業全店がお世話になっているものです。製造番号であるIMEI15桁数字を入力すると各キャリアで利用制限がかかっていないか一括で判定し、◯、△、×、ーを表示してくれるものです。これに警察管理の被害IMEIデータベースも連動出力できるようにすれば、我々買取店は1回の検索操作で済むわけです。各キャリアも×対応してしまわずに済むなら、発見返還後の再販売、再利用もできます。
もちろん、盗まれてすぐのものは反映されないという問題点は既存同様にあります。それでもこれが実現すれば、盗んだ物が売れないことから犯罪抑止効果が生まれます。現状の追加の検索忘れ、検索漏れによる被害を防げるわけです。当店では追加検索としてメールソフト上でデジタルに検索していますが、プリントアウトした表を見て機種、色、容量等該当をアナログで探しているお店もあることと思われます。何店か行けばすり抜けて売られているかもしれません。
諸外国に比べ国民による犯罪は少ない日本ですが、より一層の安全安心のために、警察が抜本迅速対策、予防策に予算をつけることを望みます。
以上、ダイワンテレコム青砥店でした。