DSDSに対応している機種は?対応機種一覧!
「DSDSに対応している機種はどのくらいあるの?」
「自分が使っている端末はDSDSに対応している?」
この記事では、このような疑問に答えていきます。
近年、大手のキャリアだけではなく、格安SIMを扱っている、MVNOが台頭してきたことによって、スマホの利用方法は、より選択肢が多くなってきています。DSDS(Dual SIM Dual Standby)は、近年流行りのデュアルSIMに対応しているため、通信料金を抑えることが出来たり、仕事用とプライベート用で分けたりすることが出来たりと、とてもお得です。
こうなると、自分の機種がDSDSに対応しているのか、また対応しているスマホはどれなのか知りたくなりますよね。
そこでこの記事では、DSDSに対応している機種の一覧について、また設定方法がわからない方に向けて、ご紹介していきます。
DSDS対応機種(iphone XS MAX香港版・ZenFone 4 Max・HUAWEI P20など)
では、実際にDSDSに対応している端末にはどんなものがあるのかについてみていきます。
HUAWEI Mate 20 Pro
日本でも非常に人気の高い、HUAWEIシリーズのHUAWEI Mate 20 Proは、つい最近発売されたAIを搭載した最先端の性能最強のSIMフリースマートフォンです。日本のキャリアでは、ソフトバンクが販売を1月11日に発売していますが、こちらでは、デュアルSIMを搭載していないので気をつけましょう。
ただ、同機のSIMフリー版はデュアルSIMに対応しています。海外SIMフリー端末を販売している、EXPANSYSでは、およそ7万円で販売しています。
現在は、HUAWEI のフラッグシップモデルともなっているこのモデルで、DSDS機能が使えるというのは、格安SIMを利用している方にとってはとても嬉しいですよね。
顔認証から、CPUの質まで、現状HUAWEIでNo.1のハイエンドスマホなので、少し高いお金を出しても良い端末を利用したいという方にはとてもオススメです。
iPhone XS/XS MAX/XR
Appleが昨年の秋(2018年の秋)に、リリースしたデバイスであれば、デュアルSIMに対応しています。(iOS12のインストールが必要)
新しくなったiPhoneの大きな目玉として発表されたのが、「DSDS対応」でした。これからのデュアルSIMの普及に備えてAppleが搭載した機能であると言われていて、格安SIMを使う方にはとてもオススメです。
ただ、1つ気をつけてほしい条件としては、「iOS12のインストールが必須」であることと、「キャリアでデュアルSIMを使うことは出来ない」ということです。
2018年にiPhoneが発売されたタイミング(10〜11月)時点では、まだ使うことができなかたのですが、2019年2月現在では、iOS12がリリースされたため利用することが出来るようになっています。
日本人の大半が利用しているiPhoneの最新モデルでデュアルSIMを使うことが出来るというのは、iPhone利用者としては非常に嬉しいですよね。
HUAWEI Honor 9
こちらも、HUAWEI Honorシリーズの最新モデルです。HUAWEI Honor 9の中では、価格が低く、コスパが非常に良いと話題の機種になっています。
急速充電に対応しているので、DSDSで使い切ったバッテリーも、非常に短時間の充電で回復させることが可能です。
3Dオーディオ技術HUAWEI Histenを搭載していることによって、イヤフォンを利用している時も、より高音質で立体的なサウンド効果を体験することができます。
HUAWEI nova
HUAWEI novaは若者向けのシリーズとして、HUAWEIから投入されたnovaシリーズです。現在の価格がSIMフリーであるにも関わらず、3万円前半で購入することが出来るので、とてもコスパがいい端末です。
現在は終売状態なので、購入することは基本的に不可能ですが、一部のMNVOでは販売しているところもあったり、中古で扱っている店舗は多数あります。
ベンチマークスコアは、AnTuTuで計測して、12万点くらいなので、十分にミドルエンドのスマホとして活用することが可能です。また発売が2017年なので、現在発売されているモデルのスマホより若干コンパクトなサイズになっているところもポイントです。
Zenfone 4 Max
ディスプレイなどの製造でも有名なASUSが発売している、Zenfon 4 Maxは、2017年に発売され、高いコスパを実現したエントリーモデルです。
エントリーモデルであるにも関わらず、このデバイスでは、デュアルSIMに対応出来るDSDS機能を搭載していて、とても使いやすいです。
Zenfone 4 Max以外にも、ZenfoneではデュアルSIMに対応している端末が多いので、とてもおススメです。とにかくZenfoneは端末が安価なので、コスパを重視したい方は検討してみましょう。
Zenfone 5
昨年の夏(2018年の夏)に発売された、Zenfone 5では、先ほどご紹介した、Zenfone 4 Maxよりもさらに進化した、DSDV(デュアルSIMデュアルVoLTE)に対応しています。
従来のいわゆるDSDSでは、回線の同時待受は4G+3Gまでしか利用することができませんでした。片方のSIMは必ず3Gで利用せざるを得なかったために、原則4G(VoLTE)での待受となっているau系SIMと組み合わせる時に制限がかけられていました。
しかも、このZenfon 5では、ドコモ/au/Y!mobileのVoLTEに対応しているため、これまでよりも利用範囲が非常に広範囲であることがとても大きな強みです。
また、ノッチを隠すことができたり、ディスプレイを最大限に使うことが出来たり、さらには、CPUも高性能なので、ゲームをしたり動画を見たりする時もスムーズに動かすことが可能です。
AXON 7
AXON 7は、SIMフリーのスマホで、非常にスペックが高いことで知られています。
まず、プロセッサにSnap Dragon 820を搭載しています。このプロセッサはAnTuTuベンチマークアプリでもトップクラスのスコアを叩き出す非常に優秀なプロセッサです。
3Dグラフィックにも強いので、3Dを使ったゲームアプリでも快適にプレイすることが可能です。また、背面に0.25秒で認証する高速指紋センサーを搭載しており、即ロックを解除することが可能です。
現在は、ほぼ販売終了しており、およそ2万円で購入することが出来るという、とてもコスパもいいシリーズなのでオススメです。
OS別!デュアルSIMの設定方法は?
では、次にOS別のデュアルSIM設定方法についてご紹介していきます。
iOSでは、まだiPhone XS/XS MAX/XRしか対応していないので、端末ごとにそこまで設定のしづらさはないのですが、Android端末は端末によってSIMの挿入位置が違ったりすることがあるので、一概に設定方法が同様であるとはいえませんが、ほとんど挿入位置以外は違いがないので、オススメです。
Android
Androidの場合の設定方法は以下の通りです。
1.SIMカードをスマートフォンにセットしてAPNを設定します。
2.プロファイルの選択 SIMカード2枚の使用環境を選択
基本的に以上の設定方法で簡単に設定することが可能です。
APNとは「Access Point Network」の略で、通信業者の回線のことを指しています。
一部のキャリアのAPNは、SIMをさしたらすぐに自動認識してくれるのですが、自動認識してくれずに電話やインターネットなどで通信ができない場合は、ANPの設定画面から「アクセスポイント名」をクリックして、キャリアが設定しているANPの設定手順が記載されています。
ANPの設定画面からそれぞれのANPを設定することができたら、SIMカード2枚の使用環境を優先的に利用するSIMカードごとに振り分けてカスタマイズして完了です。
iPhone
一方で、iPhoneの設定手順は以下の通りです。
再三言っていますが、最新モデルのiPhone以外は対応していないということ、iOS12が採用されていないと使用できないので注意が必要です。
iPhoneでは、eSIMを利用して、モバイル通信プランを設定することが可能です。カスタマイズ方法は色々あるのですが、今回は、ざっくりと使い方まで説明します。
1. SIMカードをスマートフォンにセットする
2.「設定」>「モバイル通信」>「モバイル通信プラン」
3.ここで使いたいプランを選択します。
4.プランにラベルをつけます。
5.主回線・副回線の使い分けを設定する
以上で基本的な設定は完了します。
あとは、電話をするときだけ回線を切り替える、メールをする時だけ回線を切り替えたり、することが可能です。
まとめ
今回は、DSDSの対象のスマホの一覧、また、OSごとの設定方法についてご紹介してきました。
DSDSに対応をしているスマホはこれまでAndroid端末に限られていましたが、昨年秋にiPhoneもデュアルSIMに対応したりと、デュアルSIM化の波が押し寄せています。
格安SIMを使っている方は、デュアルSIMの恩恵を受けられるケースが非常にたくさんあるので、ぜひ、今回ご紹介した端末の購入を検討してみてください。