さあ、その携帯を高く売ろう「ガラケーは意外に高く売れる!」

ガラケーは意外に高く売れる!

スマートフォンの普及率には目を見張るものがあり、
今や携帯電話といえばスマートフォンを指す言葉だといっても過言ではないほどです。

それに対して、ガラケーは半ば忘れられた存在となっています。
過去に購入したものの、今では契約を解除して家の中で放置しているという人も多いのではないでしょうか。

しかし、そのガラケーが意外と高く売れるのです。

もちろん、どんなガラケーでもそうだというわけではありません。
条件によって買取価格は大きく変わってきます。

そこで、ガラケーの処分を考えているという人のために、
できるだけ高く売るにはどうすればよいかについて解説をしていきます。

スマートフォン普及の影で!密かに高まるガラケーの需要

そもそも、時代遅れだと考えられているガラケーがなぜ高く売れるのでしょうか。
答えは簡単で、それを求めている人が多くいるからです。

確かに、スマートフォンはさまざまな機能がついていて便利です。
携帯用パソコンともいわれるほどで、手元にあれば何かと重宝します。

その一方で、スマートフォンには利用料金が高いという欠点があります。
また、さまざまな機能も電話やメールしか使わないという人にとっては無用の長物です。

そのため、携帯電話の市場ではガラケー回帰という現象が起きています。

スマートフォンによって駆逐されつつあるように見えるガラケーですが、
その需要自体は年配の人を中心にむしろ高まっているのです。

ところが、携帯電話市場からはガラケーが一掃されたため、
新品で入手するのが至難の技になっています。

そこで、中古ガラケーが注目され、
それに合わせて買取価格も高くなっているというわけです。

ポイントはSIMカード!買取額のつくガラケーとつかないガラケー

ただ、そうはいってもまったく買取額のつかないガラケーも存在します。
それはSIMカードが挿せないガラケーです。

携帯電話は大きく4つの世代に分けることができます。
第1世代はショルダーホンと呼ばれる肩に掛けるタイプの巨大な電話機です。
それが第2世代になると小型化が進み、着メロなどの機能が付加されました。

さらに、第3世代になるとSIMカードによって別機種へのデータの移行ができるようになり、
そして、スマートフォンと呼ばれる第4世代が登場するわけです。

この中でガラケーとして市場価値のあるものは第3世代だけです。

そこで、処分したいガラケーがある場合は、
まずSIMカードを挿す場所があるかどうかを確認しましょう。

挿す場所があれば買取は可能だということになります。
その中でも、特に高価買取が期待できるのは比較的新しい2008年以降に発売された機種です。

キャリアや機種によっても変わってくる!買取額が高いガラケーの条件

次に、所有しているガラケーのキャリアがどこなのかを確認してみましょう。

日本ではdocomo、au、softbankが3大キャリアと呼ばれていますが、
その中で特に高値が期待できるのがdocomoのガラケーです。

なぜなら、3大キャリアの中でもdocomoが最大シェアを誇っているため、
中古のガラケーを購入する際にもdocomoの機種を選択する人が多いからです。

それに、docomoは多くの種類のガラケーを販売していたので、
購入する側からするとそれだけ選択肢が増えることになります。

その点もdocomoのガラケーが人気である理由の一つです。
また、キャリアだけでなく、機種によっても買取価格は大きく変わってきます。

ガラケーは、スマホほど操作性は統一されていません。

それぞれに特徴があり、利便性の高い機種は根強い人気を誇っています。
たとえば、docomoのD905iです。

この機種は十字キーがぐるぐると回るのが特徴で、
他の機種にはない使い勝手の良さがあります。

そのため、中古市場でもプレミア性の高い機種となっているのです。

このように、独自の魅力がある機種であれば、
使い込んだものでも数千円程度の値段がつく場合があります。

そのうえ、なかなか手に入らないレアモデルであれば
数万円の値がつくことさえあるのです。

付属品の有無や見た目のきれいさがポイント!買取額アップを目指す方法

それでは、自分の所有している機種が特に人気のものでもレアモデルでもない場合はどうでしょうか。

その場合はさすがに数万円での買取は難しいでしょうが、
それでも買取額を通常よりアップさせる方法は存在します。

まずは、付属品をすべて揃えることです。
携帯電話には取扱説明書や電池パック、充電器、変換ケーブル、イヤホンなどといった具合にさまざまな付属品があり、
それらが揃っているか揃っていないかで買取価格が大きく変わってくるケースがあります。

付属品がない場合はどこかに置きっぱなしになっていないか、
家の中をよく探してみましょう。

また、現在使用しているものでも将来売りに出す予定があれば、
付属品は紛失しないようにきちんとしまっておくことをおすすめします。

次に大切なのは本体の掃除です。本体が汚れていると、
扱いが悪いと見なされて減額対象になりかねないからです。

査定に出す前に綿棒、アルコール、つまようじ、メガネ拭きなどを使ってきれいにしておきましょう。

まず、綿棒にアルコールを染み込ませて本体に付着した汚れを落とします。

それから、ボタン周りやディスプレイの淵といった細かい部分に
溜まったホコリなどをつまようじで掻きだしていきます。

最後に、眼鏡拭きを使って全体を丁寧に拭いて終了です。
ちなみに、普通のタオルなどで拭くのはおすすめできません。

目が粗すぎて傷がつくおそれがあります。
メガネを着用していないのでメガネ拭きは持っていないという人もいるかもしれませんが、
その場合は100円ショップで安く手に入れることができます。

初心者は専門業者が安心!おすすめの売却方法

あとは、不要になったガラケーをどこで売るかも重要なポイントです。

少しでも高く売ろうと思えば、
ヤフオクなどのネットオークションに出品するというのも一つの手です。

業者を間に挟んでいないので、
その分高く買取ってもらえる可能性があります。

ただ、出品や配送作業に手間がかかりますし、
対応を間違うと落札者との間でトラブルにもなりかねません。

もし、そういったことに不安を感じるというのであれば、
専門の業者に買取を依頼するのが無難でしょう。

中古ガラケーのパーツは貴重品!故障していてもガラケーが売れる理由

その他に押さえておきたい点としては、
故障したガラケーの扱いがあります。

多くの人は故障したガラケーには価値がないと考え、
そのまま破棄してしまいがちです。

しかし、実際には故障したガラケーでも買取ってくれる業者は存在します。

なぜ買取れるのかというと、本体そのものは使えなくても分解すれば修理用のパーツ部品としてや、
資源として活用ができるからです。

修理用パーツを新品で入手することが極めて困難になっている現代において、
中古パーツとして活用可能な故障ガラケーは極めて魅力的な商品だといえます。

携帯電話の本体やバッテリー、充電器などには、産出量が少ないレアメタル(パラジウム、コバルトなど)や金、銀、銅など、
たくさんの貴重な資源が含まれており、電子機器などの部品の原料として再利用もできます。

どのくらいまでの故障なら買取ってくれるかはケースバイケースですが、
「パネルがひび割れている」「水没して動かなくなった」「フレームが変形している」「充電ができない」といった程度なら、
買取をしてくれる可能性は十分にあります。

問題の買取額ですが、一般的な業者で相場は50~100円といったところです。

いずれにせよ、故障したガラケーを売るのであれば、
事前に買取を行っているかどうかを業者に確認しておくことが大切です。

しかも、「どんな状態の故障ガラケーでも買取を行っている」「故障ガラケーを3点以上持ってくると買取価格を上乗せする」などといった具合に、
業者によって買取の形態が異なるため、その点も一緒にチェックしておきましょう。

ガラケーのニーズを理解して高価買取を目指そう!

以上のように、ガラケーには多くの需要があり、
高値で買取ってもらうことも十分可能です。

「どのような機種がより高い値がつくのか」「買取に出す前に気をつけるべきことは何か」といったことを把握し、
使わなくなったガラケーを上手に売却していきましょう。

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