

初心者でもできるリセット手順をまとめました!
売却・譲渡前の初期化も、これで安心です。




MacBookの初期化(リセット)方法
初期化にあたっての準備
- 01
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バックアップの必要性を確認
バックアップの必要有無の確認を済ませる。 - 02
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機種とOSバージョンの確認
不明な方は「モデル名・型番の調べ方」へ - 03
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Apple IDとパスワードの確認
一度サインアウトすると再度ログインする際に必要です。
- 04
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インターネット接続の確認
Wi-Fiまたは有線LANでインターネットに接続されていることを確認 - 05
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電源アダプターの接続
初期化中にバッテリーが切れないよう電源に接続できる環境が必要です。
2018年以降に発売されたMacBook
- ・ 2018年以降発売のMacBook
- ・ Apple Silicon (M1/M2/M3) 搭載MacBook
- ・ 「すべてのコンテンツと設定を消去」機能が利用可能なMacBook
01
システム設定を開く
-
macOS Ventura(13.0)以降
アップルメニュー → 「システム設定」をクリック -
macOS Monterey(12.0)以前
アップルメニュー → 「システム環境設定」をクリック
02
一般設定にアクセス
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macOS Ventura以降
左サイドバーの「一般」をクリック -
macOS Monterey(12.0)以前
「一般」アイコンをクリック
03
消去オプションを選択
-
macOS Ventura以降
右側の「転送またはリセットをクリック」→「すべてのコンテンツと設定を消去」をクリック -
macOS Monterey以前
「すべてのコンテンツと設定を消去」をクリック
04
管理者パスワードを入力
- MacBookのログインパスワード(管理者パスワード)を入力し、「続ける」をクリック
05
初期化の実行
- 確認画面で「すべてのコンテンツと設定を消去」をクリック→初期化が開始されMacBookが自動的に再起動し、工場出荷時の状態に戻るのを待ちます。
06
完了(15分〜30分)
- 再起動後、電源を切らずに待ち、初回セットアップ画面(「ようこそ」画面)が表示されたら初期化完了。
NG
エラー表示
- 初期化が完了せず、「消去アシスタントはこのMacに対応していません」と表示された場合は、手動リセット方法を試みる必要があります。「2018年以前に発売されたMacBookの初期化手順」に進んでください。
NG
アシスタント非対応
- 2018年発売のモデルに限り、「消去アシスタントはこのMacに対応していません」が表示される場合があります。この場合は「2017年以前に発売されたMacbook」に進んでください。
2017年以前に発売されたMacBook
- ・ 2017年以前発売(Intel CPU搭載)のMacBook
- ・ 「すべてのコンテンツと設定を消去」機能が利用できないMacBook
01
サインアウト
-
iTunes
iTunes→アカウント → 認証 → このコンピュータの認証を解除 -
iCloud
システム環境設定 → Apple ID → 「サインアウト」 -
iMessage
メッセージアプリ → 環境設定 → iMessage → 「サインアウト」
02
リカバリーモードで起動
- MacBookを完全にシャットダウン→アップルメニュー(画面左上のリンゴマーク) → 「システム終了」を選択
- 10分ほど放置し、電源ボタンを押してすぐ「Command + R」をAppleロゴが表示されるまで押し続ける。
03
ディスクユーティリティの操作
-
選択
macOSユーティリティ画面で「ディスクユーティリティ」を選択→左サイドバーから内蔵ディスク(通常「Macintosh HD」)を選択→上部の「消去」をクリック -
フォーマット形式を以下の通り設定
名前:「Macintosh HD」
フォーマット:「Mac OS拡張(ジャーナリング)」
方式:「GUIDパーティションマップ」 -
実行
「消去」をクリックして実行
04
再インストール
-
選択
消去後、メニューバー → ディスクユーティリティ → 「ディスクユーティリティを終了」→「macOSを再インストール」の手順で選択し、「続ける」をクリック。 -
インストール先ディスクを選択
手順3で消去した「Macintosh HD」を選択して一旦操作は終了。
05
完了(30分〜2時間)
- インターネット速度とMacBookの性能により大きく変動します。途中で中断しないでください。
- MacBookが再起動し、初回セットアップ画面(「ようこそ」画面)が表示されたら初期化完了。
NG
リカバリーモードに入れない場合
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以下の組み合わせも試してください。
「Command + Option + R」(最新のmacOSをインストール)
「Command + Shift + Option + R」(出荷時のmacOSをインストール)
まとめ
- 2018年以前に発売
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- 所要時間 : 15~30分
- 難易度 : ★☆☆
「すべてのコンテンツと設定を消去」機能を使用。最も簡単で確実。
- 2019年以降に発売
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- 所要時間 : 30分~2時間
- 難易度 : ★★☆
リカバリーモードを使用した従来の方法。手順は多いが確実に初期化可能。
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01
時間に余裕を持つ 途中で中断すると問題が発生する可能性があります。
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02
電源の確保 必ず電源アダプターを接続した状態で作業してください。
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03
安定したインターネット接続 Wi-Fiが不安定な場合は有線LANの使用を検討してください。
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04
データのバックアップ 初期化の前にバックアップを済ませてください。
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05
Apple ID とパスワード (2019年以降の機種のみ)iCloudにApple IDの情報が残っている場合、セットアップ時に入力を求められます。
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06
手順書の確認 作業中はこのページの手順を参照しながら進めてください。