中古品の世界について
こんにちは。ダイワンテレコム青砥店です。
今日は、古物商として中古品について思っていることを記していきます。
私たちが扱うiPhoneやiPadは、当然価値あるものとして買取をさせていただき、別の誰か必要とする方の元へと売却をします。
元の持ち主がどのような方であるのか、特に調べたり根掘り葉掘り聞くわけでもなく、売りたいものがどれほど価値があって、不正な品でないことだけが重要な現代社会です。
前近代的には、犯罪がらみであったりすると「穢れている」という考え方があったので、得体の知れない中古品の市場規模は特種な場合を除いてそれほど大きくはなかったのですが、土俗宗教的な価値観が後退し、情報技術が進歩した今では、使えるものは安く入手して使うことに抵抗が少なくなったのだと思います。
占いや運気の考え方では、前の利用者の「念」が入っているとでも言うのでしょうか。良い念、悪い念、あるとしても普通の人には大抵わかりませんよね。怨念や犯罪の穢れがない限りは、念入りに使い込むことで自分の物となり、念同士は溶け合うのか、入れ替わるのか、私にはわかりません。
とはいえ過度に気味悪がる必要はなくて、安い中古品を必要とする以上、気にしないことが重要なんですよね。
そんな人たちのために、使わなくなったiPhoneやiPadを私たちは買い取り、販売をします。
長期間眠らせても行き着く先が廃棄であるなら、価値あるうちに世の中のために生かしましょう。
お祓いをしてから当店へ?いやいや、そんな必要はないと思います。
普通に正しく使ってきたのであれば、これまでの働きに感謝を思い、ダイワンテレコムにご来店ください。
きっと次の使い手さんにも愛されて、やがては解体されてまた別の形でこの世のためになることでしょう。
以上、青砥店の中古品についての一考察でした。